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岡田彰布氏が指摘 オリックスはこれで実質五分に戻した

 「日本シリーズ・第5戦、ヤクルト5-6オリックス」(25日、東京ドーム)

 オリックスは九回に代打で登場したアダム・ジョーンズ外野手(36)が、左翼席に勝ち越しのソロ弾を放ち接戦をものにした。ヤクルトが日本一に王手をかけている状況に変わりないが、デイリースポーツ評論家・岡田彰布氏(63)は「2勝3敗でもイーブンという風に見て良い」と指摘した。

  ◇  ◇

 第5戦はすごいゲームになった。本来なら八回、オリックスは連続四球を与えたヒギンスをそのまま続投させてヤクルト・山田に同点3ランを浴びたところで、中盤からの流れは消えてしまった。

 ベンチからすれば「なぜ代えなかったのか」と非常に悔いを残してしまう場面。明らかにボールが先行し、打者と勝負ができていなかった。隙を与えてしまった末の同点弾だけに、ヤクルトがシリーズを決めるかと思われたが、九回の代打・ジョーンズの本塁打がすべてを消した。

 ボールが先行した状態から、1、2、3でストレートをフルスイングした一発。マクガフも振ってくるとは思っていなかったような不用意な1球だった。継投失敗をばん回するような勝ち方ができたということは、チームに大きな勢いを生み出すだろう。ここまで来ればもう内容ではなく結果がすべて。山本、宮城の2枚を残して神戸に帰ってくることで、実質“五分”に戻したと言っていい。

 このゲームを見ている限り、4番・杉本は完璧に状態を戻した。下位打線もつながっており、オリックスは“打ち勝った”と言えるゲームができたのは大きい。抑えの平野も5戦目で初登板だったが、しっかり試合を締められたこともプラス材料だ。

 第6戦、7戦が行われるほっと神戸は屋外であり、ここ数日の寒さも気になる。ピッチャーには非常に厳しい状況となるだけに、両チームの状況を考えれば、2勝3敗でもイーブンという風に見て良いだろう。

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