ヤクルト・伊藤投手コーチ オリックス・吉田正を警戒「開き直っていかないと」

 ヤクルトは14日、日本シリーズへ向けて神宮外苑で投手練習を行った。伊藤智仁投手コーチ(51)は相手打線の軸としてオリックス・吉田正尚外野手(28)を警戒。また、20日の第1戦(京セラ)で先発が濃厚な奥川恭伸投手(20)に対しては、打者一人一人に集中する投球を求めた。

 決戦へ向けて再始動した燕軍団。「データも少ないし、パの優勝チームなので簡単には勝たせてくれないだろう」と話した伊藤投手コーチ。その中でも注意すべき相手は、右尺骨骨折からCSで強行復帰した吉田正だ。

 「難しい打者。ヒットは簡単に打てるイメージで、長打も打てる厄介な相手」。4番には主砲・杉本がいるだけに簡単に勝負を避けることはできない。「開き直って勝負にいくところはいかないといけない」と話した。

 伊藤コーチは「挑戦者なので、思い切って腕を振るだけ」と投手陣全体に攻めの姿勢を求める。それは初戦の先発が濃厚な奥川に対しても同様だ。

 相手エース・山本との投げ合いが想定されるが「相手の投手と対戦するわけではない。打者一人一人(と勝負)を心がけてやるしかない」とした。CSでは奥川の快投から一気に突破を決めた。20歳の右腕を筆頭に、強固な投手陣で20年ぶりの日本一をつかみ取る。

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