センターに“新庄ベンチ”? ビッグボスから珍要望「全体を見られる」稲葉GM明かした

 ブルペンを視察する稲葉GM
 球場に入る新庄ビッグボス
2枚

 “原タワー”ならぬ“新庄ベンチ”誕生か!?日本ハムの稲葉篤紀GM(49)が11日、沖縄県国頭村での秋季キャンプ視察を完了。一足先にキャンプ地を離れた新庄剛志ビッグボス(49)から、珍要望を受けていたことを明かした。

 「『ベンチをセンターに置いてくれないかな?』って言っていたんです」

 苦笑いで頭をかきながら稲葉GMが続ける。「監督は常にセンターで見たいって。センターだと(選手の動き)全体を見られる。打者の反応もベンチでは見られないから」。視線が一方向に限定される通常のベンチ位置などではなく、グラウンド内の中堅付近に設置すれば、全プレーを観察できるという訳だ。

 既に似た例もある。巨人の原監督は、キャンプ中の打撃ケージ裏に高さ約2メートルのやぐらを設置。指揮官自身が腰を下ろし、鋭い眼光をグラウンド全体に飛ばすことから“原タワー”の通称で呼ばれている。“新庄ベンチ”も早ければ、来春のキャンプからお披露目となるかもしれない。

 もっとも稲葉GM自身は「冗談だと思う」と乗り気ではない様子だが、常識にとらわれない新庄ビッグボスの提案だけに今後の進展があるかもしれない。

 ともに視察した3日間で、新指揮官の意欲は十分に感じ取った。「野球観に関しては僕とすごく一緒で緻密。長く強いチームを目指していける」と黄金期を知る強力コンビは、チーム再建へ向けて一枚岩で突き進む。

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