オリックス2連勝で日本S進出に王手!杉本V弾!田嶋ら4投手で完封リレー
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「パCSファイナルS・第2戦、オリックス2-0ロッテ」(11日、京セラドーム大阪)
オリックスが2戦連続の零封勝ちで2連勝。アドバンテージを含めて3勝0敗として、25年ぶりの日本シリーズ進出に王手をかけた。
息詰まる投手戦の均衡を破ったのは、主砲の一撃だった。六回2死一塁、今季の対ロッテ戦で13本塁打を放っている4番・杉本が代わった直後のロッテ・東妻のスライダーを捉え、左翼にライナーで突き刺す先制2ラン。盛大な拍手を一身に浴びながら、悠々とダイヤモンドを回った。
直前、吉田正の強烈なライナーが美馬の右太もも側部に直撃。美馬は緊急降板となったが、代わったばかりの東妻の初球を主砲が捉えた。
投手陣も奮闘。先発の田嶋が6回3安打無失点と好投すると、七回からは吉田凌、ヒギンス、平野佳が完封リレー。前日のエース山本由伸が作った流れに乗り、ロッテ打線をねじ伏せた。