引退の鳥谷敬 記憶に残る試合は“あの盗塁”WBC台湾戦「興奮して寝られない経験」

中村奨(左)から花束を渡されるロッテ・鳥谷(撮影・佐藤厚)
中村奨(左)から花束を渡されるロッテ・鳥谷(撮影・佐藤厚)
ZOZOマリンスタジアム内で行われたロッテ・鳥谷敬の引退会見(撮影・佐藤厚)
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 ロッテの鳥谷敬内野手(40)が3日、現役引退会見を行った。記憶に残った試合には、ファンに鮮烈な印象を与えた2013年WBCの台湾戦を挙げた。

 記憶に残った試合について、「WBCの台湾で盗塁して勝った試合がある。これまでは興奮して寝づらいことはなかったけど、あの日は興奮して寝られない経験をした」と振り返った。

 第2ラウンドの台湾戦は1点を追う展開で九回を迎えた。2死で一塁の走者だった鳥谷は、失敗すれば敗れる場面で盗塁を敢行。しびれる状況で成功させ、井端の同点タイムリーで生還した。

 阪神で16年、ロッテで2年。プレーできる喜びを感じ、グラウンドに立つことにこだわってきた18年間だった。通算2099安打、プロ野球歴代2位の1939試合連続出場にも達した名遊撃手が笑顔で現役生活に別れを告げた。

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