楽天・田中将「今年1番」の投球も9敗目 10戦白星なく4勝でレギュラーシーズン終了

 5回、ベンチで右肘にタオルを巻く田中将(撮影・堀内翔)
 7回、遊撃手の山崎が失策。マウンドに座り込む田中将(撮影・堀内翔)
 9回、試合を見つめる田中将(中央)=撮影・堀内翔
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 「楽天0-4オリックス」(25日、楽天生命パーク宮城)

 楽天の先発・田中将大投手が今季のレギュラーシーズン最終登板に臨み、8回4安打2失点(自責点1)で9敗目を喫した。

 10戦連続勝ちなしでレギュラーシーズンを終えることになった右腕。それでも、この日の自身の投球を「いろんなことを含めて今年1番良かったんじゃないかなと思います」と振り返り、一定の手応えを得た。

 序盤は完全投球を見せ、山本との投手戦と演出。五回2死二塁から紅林にしぶとく三遊間を破られる先制適時打を許し、七回2死一、三塁からも紅林に右前にポトリと落ちる適時打を浴び、結果的に白星締めとはいかなかった。

 それでも石井監督は「2失点しましたけど、ここ最近の中で1番いい状態でしたし、終始ボールを持っているのが将大ってところがあった。自分からピッチングを仕掛けられていたと思います」と評価。CSへ前向きな内容の投球となった。

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