中日ドラ6の大商大・福元 大学最終戦は3打数無安打「濃い4年間でした」

 「関西六大学野球、大商大2-1大経大」(19日、南港中央球場)

 秋季リーグ最終戦は、大商大が大経大を接戦で下して幕を閉じた。14季ぶりに優勝を決めた龍谷大は、31日から行われる関西地区代表決定戦に出場し、神宮大会への出場を目指す。

 今秋のドラフトで中日から6位指名を受けた大商大・福元悠真外野手(4年・智弁学園)は3打数ノーヒットに終わったが、最終打席では左翼フェンスぎりぎりの当たりを放つなどして存在感を示した。

 大商大では1年秋に右肩の手術、2年秋に右太ももの肉離れなどケガに悩まされた4年間だった。「正直悔いは残るし、やり切れたとは言えない。でも、ケガを経験したからこそ、次しないためにどうすればいいかということを考えるきっかけになった。野球に対しても、人としてもいろいろ教わった。一言では言い表せないくらい濃い4年間でした」と充実の表情で振り返った。

 2年前には阪神・小野寺や中日・橋本、ヤクルト・大西などを輩出した富山陽一監督は、「今までの子より能力は高い。ケガなくできたらこんなもんじゃないんでね、ドラゴンズに取ってよかったと言ってもらえる選手になってほしい。うちの子らはみんなはい上がる力を持ってるので、下位から上がっていってほしい」と大きな期待を寄せた。

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