オリックス痛恨敗戦 1点差まで迫るも遠いあと一本…中嶋監督「結果がすべてです」
「日本ハム4-3オリックス」(17日、札幌ドーム)
最後の打者・紅林は空振り三振に倒れゲームセット。オリックスは優勝争いで一歩後退する痛すぎる敗戦となった。
ここまで8連敗と苦手の上沢に食らいついた。1点を追う四回には杉本が死球、T-岡田も粘って四球の2死一、二塁から安達が同点適時打。3点差の六回にも杉本、T-岡田の安打から安達が右前適時打、来田が犠飛で1点差まで迫った。だが、七回以降は無安打。3四球でチャンスは作るもののあと一本が出なかった。
中嶋監督は「結果がすべてです。追いつけませんでしたし、勝ち越せませんでした。それを受け止めていくしかないと思います」と下を向くことはなかった。
悔やまれるのは追いついた直後の四回に先発・竹安が王柏融に一発を浴び、中島、清水に連続四球を与えたところで降板した場面。それまで走者を出しながら粘りの投球を見せていた竹安に懸けたが、踏ん張れなかった。
「強いて挙げたら早めに継投しておけばよかったかなと自分でも思います。本当に選手はよく頑張ってくれているのでなんとかやっていきたいと思います」
シーズンも残り4試合になった。「集大成でもあるし、ここをなんとかやっていきたい」。最短なら19日にマジック点灯の可能性を残す。快進撃を支えてきた“全員で勝つ”野球を最後まで貫き通す。