楽天・田中将「結果が全て」「悔しいです」五回途中KOで自己ワーストの8敗目

 4回2/3、8安打5失点で降板した先発の田中将
5回途中で降板する田中将
5回途中で降板する田中将
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 「楽天5-6西武」(17日、楽天生命パーク宮城)

 楽天の先発・田中将大投手が今季自己最短となる4回2/3を8安打5失点で8敗目を喫した。降板後には「もう全然、結果がすべてなので。こういう投球になってしまって悔しいです」とかみしめた。シーズン8敗はNPBでは自己ワーストとなってしまった。

 序盤は無失点に抑えていたが、四回2死一、二塁で川越に左前適時打を浴びて先制を許すと、五回にも試練が待ち受けていた。1死二塁で源田に右中間への適時二塁打で2点目を与え、栗山の犠飛で3点目。2死二塁で中村に左中間への2ランを浴びた。

 交代を告げられ、ベンチに戻ると、グラブをベンチに投げつけ感情をあらわにした。

 打線はこの日も右腕を援護できなかった。四回には1死満塁の得点機を作るも、茂木が投ゴロ併殺打で無得点に終わっていた。最終回に1点差まで追い上げたが、2死満塁で茂木が三飛に倒れて、万事休した。

 右腕はこれで7月13日以来、9戦連続で白星なし。イニング途中での降板は今季初となった。

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