オリックス・中嶋監督「杉本のホームランが大きかった」最短17日にマジック点灯も
「日本ハム0-3オリックス」(15日、札幌ドーム)
オリックスは四回に杉本の32号3ランで先制。先発の山崎颯が6回2安打無失点の快投を見せ、あとは富山-ヒギンス-平野佳の無失点リレーで守り切り連敗を3で止めた。
中嶋聡監督は「杉本のホームランが大きかった。ヒットが全然出てなかったのでとりあえず、一発で仕留めたのがホームランだった。点は入りましたけどつなぎという点では四球、四球だったので、あまりいい攻撃だったとは思わない。現状の調子なのかなとも思う。なんとかこれを打開していかないといけない。明日につなげるための打撃をしていかないといけないし、最終回(1死満塁)でも点を取らないといけないですし、やること、まだまだできてないことがある。それでも一つ勝って、明日いけるというのはいいと思います」と振り返った。
いい当たりは出ているが、相手の好守に阻まれる場面も多い。
「それも内容的にはどうなのかなとも思いますし、汚くてもヒットはヒット。いいとこばかり求めてるかもしれないですけど、きれい事だけじゃないんで。まず、どうつないでいくか。内容はあまり良くないですけど一つ勝って明日いけるのが、非常に大きい。明日またやっていきます」
ロッテが勝ってマジックは8に減った。だが、首位オリックスも最短で17日にマジック点灯の可能性を残す。その場合、最短優勝は20日となる。
残り6試合。16日は14連勝中のエース・山本が先発する。