ヤクルト 足踏みM9 逆転負け 痛恨スクイズ失敗「なんとかもう1点と思ったけど」

 「中日3-2ヤクルト」(12日、バンテリンドーム)

 痛恨の逆転負けに、ヤクルト・高津臣吾監督が言葉を絞り出した。1点が遠く、1点に泣いた敵地。「なんとかもう1点と思ったけど、うまくいかなかったですね」。スクイズ失敗も響き、優勝マジックは9で小休止となった。

 大きな分岐点は、同点の七回だった。1死一、三塁の勝ち越し機で代打・宮本が打席へ。カウント1-1からの3球目、意表を突いたスクイズが空振りとなった。挟殺プレーで三走が憤死。2死二塁から宮本は空振り三振に倒れ、絶好のチャンスを逸した。

 中日先発・柳の前に、あと一押しができなかった。塩見の14号、青木の適時打で2点を先行したが、その後は続かず。高津監督は「柳投手なので、なかなか点はとれないけど、いい形で先制できたので3点、4点といきたかった」と話した。

 残りは13試合だ。表情を引き締め直して向かう。「勝つためにどうしたらいいかをずっと考えてやっている。それができるように明日も頑張りたい」と指揮官。もう頂点しか見ていない。

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