ロッテ痛い引き分け 完封勝利まであと4人、先発・小島が痛恨同点被弾
「オリックス2-2ロッテ」(12日、京セラドーム大阪)
首位攻防第1ラウンドは2位ロッテがリードを守れず痛い引き分け。ゲーム差は2・5のままとなった。
2点リードで迎えた八回2死一塁。完封ペースの好投を続けていた先発・小島は宗に対して投じたこの日の89球目を右中間スタンドに運ばれる同点2ランを被弾。激しくガッツポーズする宗と対照的に、小島はマウンドに膝をついて落胆した。
七回までは攻勢だった。四回に4番・レアードの26号左越えソロで先制。六回は無死から荻野の右中間三塁打で好機をつかむと、中村奨の右前適時打で加点。2点のリードを奪っていた。
小島は初回から3イニング連続で先頭打者の出塁を許したが、2併殺に仕留めるなど要所を締める投球。七回は2死三塁のピンチを招いたが、4番・杉本を三ゴロに打ち取って迎えた八回。完封まであと4人のところで痛恨の被弾だった。