「プロ野球ドラフト会議」（１１日、都内ホテル）

　ドラフト１位の公表が２球団と予想難解のドラフトで、各球団がサプライズ指名を連発した。単独指名は６球団となった。

　日本ハムは潜在能力が魅力で長身右腕の天理・達孝太投手、楽天は長距離砲として期待される昌平・吉野創士外野手、ロッテは市和歌山・松川虎生捕手、オリックスは本格派右腕の椋木蓮投手を指名。中日は最有力視されていた強打の上武大・ブライト健太外野手、ソフトバンクは公表通り最速１５７キロ右腕のノースアジア大明桜・風間球打投手の、それぞれ単独指名に成功した。

　各球団の１位指名は以下の通り。（◎は決定）

　【オリックス】◎東北福祉大・椋木蓮投手

　【ヤクルト】西日本工大・隅田知一郎投手→◎法大・山下輝投手

　【ロッテ】◎市立和歌山・松川虎生捕手

　【阪神】市立和歌山・小園健太投手→◎高知・森木大智投手

　【楽天】◎昌平・吉野創士外野手

　【巨人】西日本工大・隅田知一郎投手→◎関西国際大・翁田大勢投手

　【ソフトバンク】◎ノースアジア大明桜・風間球打投手

　【広島】西日本工大・隅田知一郎投手→法大・山下輝投手→◎関西学院大・黒原拓未投手

　【西武】◎西日本工大・隅田知一郎投手

　【中日】◎上武大・ブライト健太外野手

　【日本ハム】◎天理・達孝太投手

　【ＤｅＮＡ】◎市立和歌山・小園健太投手