日本ハム・栗山監督「杉浦を出しているので」逃げ切り失敗も守護神かばう
「日本ハム4-4ロッテ」(11日、札幌ドーム)
日本ハムは、終盤に追いつかれ痛恨の引き分け。今季初の同一カード3連勝とはならず、5位浮上もお預けとなった。
打線は相手を上回る11安打を放つなど躍動。2-2の七回には、1死二、三塁の好機で西川が一時勝ち越しの右前適時打。その後2死満塁で高浜が右前適時打を放ちリードを広げた。
だが、2点リードの九回にマウンドにあがった守護神・杉浦が誤算だった。1死から角中に右前打で出塁を許すと、2死後、岡に左翼スタンドに2ランを被弾し同点に追いつかれ、そのまま試合を終えた。
杉浦にとっては8月24日のロッテ戦以来15試合ぶりの失点。栗山監督は「色んなことがある。こちらとしては杉浦を出しているので…はい」と好投を続けてきた右腕を責めなかった。