オリックス・山本 球団タイ14連勝へ 9日ソフトバンク戦先発「勝つのが大事」
オリックス・山本由伸投手(23)が8日、9日のソフトバンク戦(ペイペイ)の先発に向けて「とにかく勝つのが大事」と必勝を誓った。
5月28日・ヤクルト戦以来、続けてきた快進撃。勝てば350勝投手、米田哲也が1973年に樹立した球団記録14連勝に並ぶ。
「記録に対しての意識は全然ない。チームがいい順位なんでとにかく勝ちにこだわってやりたい」
目指すところはチームの優勝ただ一つ。そのために目の前の敵を倒す。ソフトバンクとは前回2日の対戦でも完封を飾るなど、6試合で5勝1敗3完封と圧倒してきた。その要因について「失投は減ってきている。ホークスは一発のある選手も多いし、足の速い選手も多い。長打が出だすと失点につながる。失投が少なくなってきているのがいいのかな」と分析する。
最多勝、防御率、奪三振などタイトルを総なめする可能性も高まってきた。
「投げる試合を勝つつもりで準備して、試合終了のときに勝ちきれるように投げたい」
無敵のエースが25年ぶりの優勝へ導く。