ヤクルト優勝マジック11点灯!高津監督「目標になる数字」村上V打&奥川9勝で7連勝

 6回、中野を二ゴロ併殺に打ち取ってガッツポーズの奥川(撮影・西岡正)
 2回、ソロ弾を放ちナインとガッツポーズの西浦(撮影・金田祐二)
 M11を点灯させ、そろって「11」ポーズをする(左から)西浦、つば九郎、奥川、田口(撮影・西岡正)
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 「ヤクルト4-1阪神」(8日、神宮球場)

 首位・ヤクルトが2位・阪神との直接対決3連戦初戦を制して7連勝。優勝マジック11を点灯させた。試合後、高津監督は「目安、目標になる数字。頑張ります」と力を込めた。

 2試合連続完封中だった阪神の先発・高橋に対して、初回に村上の右中間適時二塁打で先制。ベンチで高津監督らがガッツポーズするなど、立ち上がりからムードは最高潮だった。

 二回は西浦が左翼ポール直撃の5号ソロ。2-1の五回は下位打線で1死二、三塁とすると、塩見が中前へ2点適時打を放って追加点を奪った。

 先発の奥川は6回2/3を4安打1失点で9勝目。三回までは無安打投球で、五回に大山に初安打となるソロを浴びた。

 七回は2死一、三塁で6月20日・中日戦以来、8試合ぶりに四球を与えて2死満塁とすると、2番手・田口にマウンドを譲った。

 それでも田口が代打・糸井を空振り三振に仕留めて最大のピンチを脱した。八回は4連投の清水が1回無失点。九回はマクガフが締めた。

 2015年以来、6年ぶりのリーグ優勝に向けて、残りは16試合だ。

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