DeNA 4連敗でストップ ソトが劇的21号逆転2ラン 9月2日以来の一発

お立ち台で「ロモちゃんペ」のDeNA・ロメロ(右)と笑顔のDeNA・ソト=横浜(撮影・金田祐二)
8回、勝ち越し2ランを放つソト(撮影・飯室逸平)
DeNA・ロメロをたたえるDeNA・三浦大輔監督=横浜(撮影・金田祐二)
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 「DeNA4-3阪神」(7日、横浜スタジアム)

 DeNAが阪神との今季最終戦を逆転勝ちで制し、連敗を4で止めた。DeNA・三浦大輔監督(47)は「ソト本人がだいぶ苦しんでましたから、その中でのいいところで打って、本人にとってもチームにとってもよかったと思います」とうれしそうに振り返った。

 助っ人勢の活躍が勝利に導いた。先発のロメロが三回に3失点するも、気迫の投球で阪神打線に追加点を与えず。8回、103球6安打6三振3失点で4勝目を挙げた。

 試合を決めたのはソトの9月2日・広島戦(横浜)以来の一発だった。2-3と1点ビハインドの八回1死二塁。3番手の及川からバックスクリーンへ決勝打となる21号逆転2ランとなった。一塁を回ったソトは両手をたたき、大きな雄たけびを上げた。ベンチではナイン全員が歓喜した。

 最終回はエスコバーがきっちり三者凡退に抑え、今季初セーブを挙げた。前日6日にはここまでチームを引っ張ってきたオースティンが左ふくらはぎの肉離れで登録抹消。その穴を助っ人3人でしっかりと埋めた。

 優勝争いをする阪神に8年連続負け越しは決定していたが、最後にDeNAが一泡吹かせた。またチームも敗れて、巨人が勝利でCS進出が完全消滅だったが、踏みとどまった。

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