楽天・早川「甘く入ってしまった」プロ初満塁被弾 自己ワーストタイの5失点KO
「ソフトバンク-楽天」(5日、ペイペイドーム)
楽天の先発・早川隆久投手が五回途中6安打、自己ワーストタイの5失点でマウンドを降りた。プロ入り後初となる満塁弾を浴び、悔しさの残るマウンドとなった。
1点の援護を受けて初回のマウンドに上がった左腕にいきなり試練が訪れた。2安打1四球で2死満塁のピンチを作ると、6番・中村晃に直球を捉えられて、右翼席へ満塁アーチを被弾。「甘く入ってしまいました。申し訳ないです」。一気に逆転を許し、険しい表情で主審からボールを受け取った。
そこからは無失点に封じて味方の反撃を待ったが、五回2死から連打を許すと、交代が告げられてベンチへと引き揚げた。後を受けた2番手・安楽が2死一、二塁から栗原に中前適時打とされ、左腕は5失点となった。
現在9勝6敗。新人1番乗りとなる2桁10勝目は次回登板以降に持ち越しとなった。