オリックス6連勝 中嶋監督「最後まで全開で」 2安打完封の山本に「新しい形」
「オリックス6-0ソフトバンク」(2日、京セラドーム大阪)
オリックスは初回に打者一巡の猛攻で4点を挙げると、投げては先発の山本が危なげない投球で2安打完封。自身13連勝で16勝目を挙げた。
中嶋聡監督は「久々に初回に点を取った気がします。(スチュワートは)あのスピードですので見極め難しい投手。そこをしっかり見れたのは大きいですね」と攻略した打線を褒めた。
中でも紅林は12球粘って犠飛。
「紅林は特にあれだけ粘って犠飛。一番やってほしいことでもありますしね」
序盤の援護で山本は力みなく投球できた。
「力みなくいけるんですけど、初回の入り方からしたら、(二回は)ちょっと気の抜けたというか(攻撃が)長すぎたというのはありますよね。めったにないことなんで経験しておいてくださいということです(笑)」
外野にも飛ばない投球だった。
「途中からコントロール系になったのでね。100%じゃなく打たせて取る。ああいう形もあるんだなと。ああいう形でいけば球数も減る。新しい形かな」
6連勝で今季最多となる貯金13。
「最後の月なんで、最後のところまで全開でいけるのか。目指ししたいですね」
ソフトバンクとは京セラドーム大阪で5連勝。3日は竹安が先発する。