同じ甲子園のスター 斎藤佑樹の引退に荒木コーチ「常に注目」「大変さはあったと思う」

 日本ハムの荒木大輔投手コーチ(57)が1日、この日現役引退を発表した斎藤佑樹投手にねぎらいの言葉を送った。

 18年から日本ハムでファーム監督、投手コーチを歴任してきた荒木コーチ。斎藤佑とは同じ早実の後輩で、甲子園では大きく活躍しスターとなった点も共通している。印象に残っている斎藤佑の姿について、「やっぱり甲子園で優勝してくれたことかな。今まで早実っていうのは最後の最後は必ずやられる学校だったので、そこをしっかり勝ち抜いてくれて頼もしかった姿です」としみじみと語った。

 斎藤佑への指導については、「(投球)スタイル的には僕と一緒なので、どういう投球をしていったらいいかって考え方とかは、だいぶ話はしたんだけど、それがなかなか結果には結び付かなかった。ちょっと残念です。その辺は」と回顧した。

 斎藤佑のプロでの11年間を振り返り、「何をしても何か言われる立場だと思う。よくても悪くても。常に注目されて、その中でやる大変さはあったと思う。でもその分、どういう道に進むか分からないけど、指導者になるならすごくいい経験をしてきたこの何年間かの野球人生だったと思う。それをぜひ、後輩にもしっかり伝えていってもらいたい」とエールを送った。

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