「ヤクルト６－７ＤｅＮＡ」（３０日、神宮球場）

　神宮の夜空に２本のアーチを掛けた。ＤｅＮＡ・牧が球団の新人では２００３年・村田修一以来、史上３人目の２０本塁打に到達。大活躍のルーキーは「１８本ぐらいから意識していたので、２０本打つことができてよかったです」と笑顔を見せた。

　初回２死、変化球を振り抜き、バックスクリーン左へ先制の２０号ソロ。さらに１－１と同点の三回２死からは、自身初の２打席連続＆１試合２本塁打となる一時勝ち越しの２１号ソロを放った。

　２試合連続で３番打者として勝利に貢献。三浦監督は「本当によくやってくれている。想像をはるかに超えている」と大絶賛した。打率も・２９０まで上昇。残り１９試合となり「より高い打率がいい。３割を目指してやっていきたい」と牧は新たな目標に向かい突き進む。