ヤクルト・雄平 引退試合で笑顔の3球三振「同級生の牧田と対戦できて感慨深かった」
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「イースタン、ヤクルト-楽天」(30日、戸田球場)
今季限りで現役引退を表明した、ヤクルトの雄平外野手がファーム最終戦に代打で出場。同級生の楽天・牧田と対戦し、笑顔の3球三振だった。
試合開始前から多くのファンが駆けつけ、土手にも最後の勇士を見届けようと多くのファンが集まった。八回に先頭で代打が送られると、登場曲がかかり、大きな拍手の中で打席へ。1球目を見逃し、2球目はファウル、3球目にバットは空を切った。
その後、九回には右翼の守備位置へ。右飛の打球へも笑顔で捕球し、試合後には自主トレを共に励んだ「雄平組」から花束が贈られた。さらに仲間の手で、5度宙を舞った。
試合後の雄平は「同級生の牧田と対戦できて、感慨深かった。最高の引退試合をさせてもらいました」とコメント。「結果を気にしないで打席に立ったのは人生初めて。振っていくのが自分のスタイル。最後まで貫いた」とらしさを貫き、終始笑顔だった。
後日、引退会見が実施される予定で、引退試合・セレモニーの実施については現時点では未定。