ZOZOマリンどよめく ロッテ・加藤がプロ1号となる先制2ラン

 2回、先制の左越え2ランを放つ加藤(撮影・開出牧)
 2回、加藤に先制の左越え2ランを打たれ、ぼう然と打球を見送る山崎颯(撮影・開出牧)
 2回、先制の左越え2ランを放った加藤(右)とタッチを交わす井口監督(中央)=撮影・開出牧
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 「ロッテ-オリックス」(29日、ZOZOマリンスタジアム)

 0-0の二回2死一塁。捕手の加藤が真ん中直球を捉えた打球は、左翼ホームランラグーンへ飛び込んだ。ベンチに戻り、レアードらチームメートも意外性の一発にびっくり。本人も大喜びした。

 プロ7年目でこれが初の本塁打。加藤は三重高から青学大を経て、2014年度ドラフト5位で中日に入団。今季6月にトレードでロッテに加入した。

 これが移籍後初打点となり、加藤は「今までバッティングの方でチームに迷惑をかけていたので、大事な試合で先制打を打ててよかったです。初めてなのでちょっと、興奮してよく分からないです!」とコメントした。

 勝てば優勝へのマジック18が点灯する2位・オリックスとの重要な一戦での“まさか”の先制弾。スタンドがどよめいただけでなく、本人も困惑気味だった。

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