ヤクルト・青木が先制満塁本塁打「奥川がチャンスを広げてくれて、援護したかった」

5回、左越え満塁ホームランを放つ青木(撮影・伊藤笙子)
5回、左越え満塁ホームランを放ち、ほえる青木(左)=撮影・伊藤笙子
5回、満塁弾を放ち、奥川(左)に迎えられる青木(撮影・伊藤笙子)
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 「ヤクルト-DeNA」(28日、神宮球場)

 ヤクルトの青木宣親外野手が、五回に先制のグランドスラムを放った。

 両軍無得点のまま迎えた五回だ。1死からサンタナが四球を選び、西浦が中前打、奥川が意表を突くバスターで左前打を放ち、1死満塁とした。塩見が見逃し三振に倒れたが、続く青木がカットボールを振り抜き、左翼席ギリギリに運んだ。6号満塁弾で、笑顔がはじけた。

 青木は「奥川がこれだけ頑張ってチャンスも広げてくれて、なんとしてでも援護したかった。最高の形になってよかったです」とコメントした。

 球団記録タイの12戦負けなしと、勢いに乗る首位・ヤクルト。青木の満塁弾は20年8月22日の阪神戦(神宮)以来で、今季のチームで4本目のグランドスラムとなった。

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