東洋大姫路 エース・森の好投で初戦突破 次戦は報徳学園「勝ちたい」
「秋季高校野球兵庫大会・2回戦、東洋大姫路5-3夢野台」(19日、姫路ウインク球場)
東洋大姫路が夢野台を下し、初戦を突破。16強入りを決めた。
前チームから主戦で活躍するエース・森健人投手(2年)が五回途中から登板し、5回1安打1失点の好投を見せた。
今夏の兵庫大会準々決勝の神戸国際大付戦。3番手で登板した森は3被弾を食らいチームも敗戦した。直球とスライダーの投球スタイルが通用せず、藤田明彦監督からは「横の変化球はバッターも見やすい」と助言を受けた。「一番勉強になったのが緩急を付けること」と森。夏が終わってからは、上から投げ下ろす縦のカーブを投げ込み緩急の精度向上に取り組んだ。
この日はカーブを多投する投球で7奪三振。指揮官も「コツがわかってきて、投球の幅が広がってきている」とエースの成長にうなずいた。
次戦は強豪・報徳学園。森は「この秋が一番勝ちたいので。踏ん張って接戦で勝ちたいです」と力強く意気込んだ。