ヤクルト・塩見 サイクル安打は人生初「相当うれしかった」川端の支えに感謝
「巨人6-6ヤクルト」(18日、東京ドーム)
ヤクルトの塩見泰隆外野手が、史上71人目、76度目となるサイクル安打を達成した。球団では18年に達成した山田以来、7人目の快挙だ。
この日は大暴れだった。初回から右前打、三回には右翼フェンス上部直撃の三塁打でいずれも得点に絡むと、四回には右翼への3ラン。サイクル安打に王手をかけると、六回に左翼への二塁打で決めた。
試合後の塩見は「人生で初めてのことで、うれしいです。相当うれしかったです」と達成時を振り返った。それでも七、九回に好機で三振したことにも触れ、「あとの2打席がチャンスで1本打てなかったので、反省するところがたくさんあった」と話した。
17日の同戦では、自身初の満塁弾を放つなど好調ぶりが光るが、その快進撃を支えているのが先輩・川端だという。「後ろのバット軌道が大きくなってしまうのが癖で。試合前に慎吾さんと練習して、試行錯誤して、フォームも改良したのがいい結果につながったと思います」と先輩とのマンツーマンレッスンに感謝した。