楽天・則本昂 6回5安打1失点で10勝目お預け 自責0も反省「テンポ悪かった」

 6回を投げ終え、捕手太田とタッチしてベンチに戻る楽天・則本昂=楽天生命パーク
 先発し6回1失点だった楽天・則本昂=楽天生命パーク
 オリックス戦に先発した則本昂
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 「楽天-オリックス」(16日、楽天生命パーク宮城)

 楽天の先発・則本昂大投手が6回5安打1失点(自責点0)で降板した。走者は出しても最少失点に食いとどめたが「もっと投げないといけないんですけどね。テンポも悪かったし、何も良くありませんでした」と悔しさをにじませた。

 三者凡退は初回だけ。二回には1死二、三塁のピンチを招いたが、太田は投ゴロ、来田は見逃し三振に仕留め、雄たけびを上げた。四回には味方の失策が重なり、モヤの一ゴロの間に同点に追いつかれたが、六回の2死満塁では安達を遊ゴロに打ち取り、粘りきった。

 2018年以来、自身8度目の2桁勝利となる10勝目は逃したものの、先発の役割は果たした。

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