ヤクルト快勝ムード暗転 マクガフ同点3ラン被弾 高津監督「非常に難しいところ」

 9回、マルテ(左)に同点3ランを浴びたマクガフ
 9回、同点3ランを放ち、ナインとラパンパラで喜ぶマルテ(撮影・西岡正)
 7回、選手交代を告げ、ベンチに戻る高津監督
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 「ヤクルト4-4阪神」(14日、神宮球場)

 快勝ムードが、突然暗転した。八回まで粘って、踏ん張って、耐えてきたが、最後は守護神・マクガフが同点3ランを被弾した。

 序盤から苦しい展開が続いたが、投手陣が踏ん張ってきた。先発のスアレスが五回に危険球退場すると、中継ぎ陣もフル回転に。大西が無死満塁を無失点で切り抜け、七回は今野が無死一、二塁を無失点でしのいだ。

 3点のリードで迎えた九回だ。守護神・マクガフが乱調。制球が定まらず、2つの四球で塁を埋めると、マルテに痛恨の左中間への同点3ランを浴びた。

 試合後の高津監督は、「非常に難しいところだと思う。1番から始まってね、走者を出せば、上位に走者がたまって回るというところは、九回すごく難しいなと思いました」と悔しい口調で振り返った。

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