楽天・岸、得意のZOZOマリンで4失点降板 指先から出血でユニホームが赤く染まる

 7回、降板が告げられる岸(撮影・高石航平)
7回、高部のフライを捕り損ねる炭谷(手前)を厳しい表情で見つめる石井監督(右奥)ら(撮影・高石航平)
 ユニホームの右太ももに血痕が残る楽天・岸(撮影・高石航平)
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 「ロッテ-楽天」(11日、ZOZOマリンスタジアム)

 楽天の先発・岸孝之投手が6回1/3を投げ、5安打4失点と試合を作りながらも味方打線が沈黙。8勝目とはならなかった。

 いきなり初回の先頭・荻野に中越え二塁打を浴びると、続く小窪の左犠飛であっさりと先制点を献上。四回には1死から中村に左線への二塁打とされると、続くマーティンに中堅フェンス直撃の適時二塁打を食らった。

 七回は無死からマーティン、レアードに連続二塁打を浴びて失点。その後、犠打で1死三塁となった段階で降板した。交代時には、指先からの出血でユニホームの右太もも部分が赤く染まっていた。

 要所で連打を食らい、打たれたヒットは全て長打。二回、三回は共に3者凡退で、打者6人から4三振を奪うなど、安定した投球を見せていただけに悔やまれるマウンドとなった。

 ZOZOマリンスタジアムでは3月30日に完封勝利を挙げ、ここ2年で3戦3勝2完封。防御率も0・35で驚異的な数字を残していた。この日もイニングを積み重ね、先発の役割を果たしたが、相手先発・小島がそれを上回る好投を見せたため、白星には届かなかった。

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