ソフトバンク10年ドラフト組躍動 ドラ2柳田3ラン 育成千賀&甲斐&牧原大も活躍

 楽天に勝利し、工藤監督(左)とタッチを交わす柳田(右)
 楽天戦に先発した千賀
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 「ソフトバンク5-2楽天」(2日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクは今年プロ11年目を迎えた10年ドラフト組が活躍。連敗を4で止めて勝率5割に復帰した。

 同年育成4位の千賀が先発して7回2失点と力投して4勝目を挙げた。前回登板から中7日で「調整が難しかった」と、本調子でないマウンドだった。「あんまり良くない中でも、(捕手の甲斐)拓也が上手く散らしてくれた」と女房役の好リードに感謝した。甲斐は同年の育成6位だった。

 攻撃陣は初回、同年育成5位の牧原大が今季1号の初球先頭打者アーチで先制。そして五回には同年2位入団の柳田が24号3ラン。試合の主導権をぐっと引き寄せた。

 千賀は「試合が始まってからマッキー(牧原大)の一発。そしてギー(柳田)さんも打ってくれて、野手のおかげで勝てました」と振りかえり、「次は僕がしっかり投げて、いい形で次の投手に渡せるように。僕の仕事をしっかりやっていきたい」と上位追撃へ、エースとしての責任感をにじませた。

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