ヤクルト“長期的視野”で左腕ケリン獲得 国際担当部長は「1つずつステップを」

 ヤクルトが31日、ドミニカ共和国出身の左腕、ケリン・ホセ投手と21年11月末までの契約を交わしたことを発表した。登録名は「ケリン」。背番号は71。

 6年ぶりの優勝を目指すチームに、新しい力が加わる。ケリンは13年にブルージェイズと契約。メジャー経験はないがマイナーリーグでは59試合に登板し、2勝0敗、防御率4・53だった。

 ケリンは球団を通して、「私は、今までずっと日本でプレーする事を夢見て頑張ってきました。この度、プレーできる機会を与えていただいたヤクルト球団に感謝致します。チームのためにベストを尽くして頑張ります。ファンの皆様とお会いできることを楽しみにしています」とコメントを寄せた。

 奥村編成部国際担当部長によると、ケリンは剛速球を投げるという。また今後は中継ぎでの起用になるといい、即戦力ではない。「1つずつステップを踏んで、負け試合から入って、六回、七回、八回っていうタイプ」と説明。

 長期的な目を持っての獲得経緯についても、「将来的に向けて、うちは外国人の育成的なものはやっていなかった。きょう先発の(巨人)メルセデスは育成からこうやって大舞台に出てくるわけだから、将来に向けたビジョンを開けるかどうかも含めて、興味があります」と話した。

 球団によると、今後はビザが発給され次第来日。2週間の隔離期間を経た後、入団会見、チームに合流する予定だということ。

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