ロッテ佐々木朗が2勝目 思い出の地元の球場での登板に「まあ、びっくりです」
「楽天1-5ロッテ」(28日、楽天生命パーク宮城)
ロッテの先発・佐々木朗が5回3安打無失点で、5月27日の阪神戦(甲子園)以来93日ぶりの2勝目を挙げた。
岩手県陸前高田市出身の右腕。幼い頃に訪れた思い出の球場で登板を果たしたことについて「まあ、びっくりです」と率直な心境を明かした。
一、二回はともに得点圏に走者を背負いながら無失点。「マウンドは少し低いのかなと思いますけど、結構最初は調整に苦しんだ」。徐々に対応すると、三回以降は一人も走者を出さなかった。
「変化球でカウントを取れたりとか、1巡目を対戦した感じを2巡目に生かせたのかなと思います」。ただ、序盤に球数を要したこともあり、84球での降板となった。
93日ぶりの2勝目には「勝ちが付く、付かないよりも、自分がいいピッチングできるかだと思うので。勝たせてもらうこともあると思うんですけど、自分が勝ちに導けるように、そういうふうにしていきたいと思います」とコメント。
井口監督は久々の勝利について「投げるたびによくはなっていますし、これからはもっともっと球数だったりイニングだったりというのを、しっかりと増やしていければ、しっかりとローテーション回れるようになると思います」と評価。
次回の登板について間隔を空けるかと問われると、「(同じ)になると思います」と話した。