甲子園決勝は史上初の“智弁決戦”智弁学園が初の決勝進出 京都国際の快進撃止まる

4回、先制となる3ランを放った智弁学園・小畠は拳を握り締める(撮影・北村雅宏)
力投する京都国際・森下瑠大(撮影・高部洋祐)
4回表智弁、小畠は左越えに3ランを放つ(撮影・佐々木彰尚)
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 「全国高校野球選手権・準決勝、智弁学園3-1京都国際」(28日、甲子園球場)

  智弁学園(奈良)が先発・小畠一心投手(3年)の価値ある3ランを守り切り、初の決勝に進んだ。奈良県勢の決勝は1990年、優勝した天理以来。決勝は智弁和歌山との“智弁決戦”となった。

 主導権を握ったのは四回。四球と暴投などで1死一、三塁とし7番・植垣。ここでスクイズを外されチャンスを逃したと思われたが、四球で2死一、二塁とすると8番・小畠が左越え3ランを放った。

 投げても右のエース、背番号10の小畠が3安打1失点完投。左腕エース・西村との二枚看板で勝ち上がってきたが、ひとりで投げ切った。

 初出場で快進撃を続けてきた京都国際は五回に反撃。金田の犠飛で1点を返し2点差と迫ったが、一発に沈んだ。13年夏、前橋育英以来の初出場での決勝進出はならなかった。

 決勝では智弁学園が初優勝、智弁和歌山が21年ぶり3度目の優勝を目指す。

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