楽天ヒヤヒヤ白星、首位オリに2差 島内キャリアハイ15号&3打点猛打賞
「楽天7-6オリックス」(26日、楽天生命パーク宮城)
薄氷を踏む思いで白星を手にした。楽天は序盤に6点あったリードが、終わってみれば1点差。緊迫した試合を制し、首位に2ゲーム差とした。4番・島内はキャリアハイの15号2ランを含む3打点、猛打賞の活躍で勝利に貢献した。
島内らしい引っ張り込んだ鋭い打球だった。「感触が良かったので入ってくれと思っていた」。4点リードの四回無死一塁でインハイを一閃(いっせん)。右中間スタンドに突き刺した。結果的に7-6の試合で貴重な一撃となった。
「高校野球シーズンですけど、がたいと飛距離がとんでもない選手がいるので、その子たちに負けないように練習だけは飛ばし屋になりたいと思います」と、甲子園で躍動する高校球児に対抗心を燃やし、快打に胸を張った。
初回にも適時打を放っており、これで72打点とした。2位には8差をつけて、リーグトップを快走中。念願のタイトル獲得へ、猛進し続ける。