オリックス中嶋監督、2回5失点の山崎颯に「自分の投球じゃない」「反省して次に」
「楽天7-6オリックス」(26日、楽天生命パーク宮城)
オリックスは先発の山崎颯一郎が制球に苦しみ2回5失点の乱調。
しかし、打線が粘り、四回に吉田正が20号、六回には杉本が2試合連発となる21号2ラン、さらにジョーンズの2者連続となる4号ソロを放つなど、最大6点差を1点差まで詰め寄ったが、追いつけず敗戦。
楽天戦は2つの引き分けを挟んで3連敗。ゲーム差は2に迫られた。
中嶋聡監督は中盤以降の打線の粘りに対して「野手はよく粘りましたね。誰も諦めていないですし、最後の最後までやることに変わりはない。欲を言えば初回に点を取っていたらどうかと思いますけどね」と評価しながらも初回無死一、三塁の絶好機にクリーンアップで先制点を挙げられなかった場面を指摘した。
追い上げたものの逆転までは至らなかった。
「なにか原因がある。もう一つ勝ち越すための何かを探していきたいと思います」
先発の山崎颯は5四死球と期待を裏切る格好となった。
「そこまでびたびたのコントロールというわけじゃないですけど、ここまでコントロールできないのは良くないですね」
2位・楽天との対戦に先発に気負い過ぎたのか?
「背負うものは別にない。こちらでプレッシャーを掛けたつもりもない。何がそういうことになったのかは分かりませんけど。期待したのはどんどん攻めていって自分のボールを投げるということ。変化球がいまいち良くないのでまっすぐだけでいく、まっすぐも外れるというのは自分の投球じゃない。これは大いに反省して次に生かしてほしい」
27日からは本拠地京セラドーム大阪に移動して、ソフトバンクとの3連戦が待つ。