日本文理は終盤猛攻も、2点届かず 大型右腕・田中はホロ苦聖地デビュー

 9回、敦賀気比・吉崎(左)の暴投で生還する日本文理・土野(撮影・高石航平)
 9回、2点差に迫る適時打を放つ日本文理・岩田(撮影・高石航平)
 1回、汗を拭う日本文理・田中(撮影・北村雅宏)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、敦賀気比8-6日本文理」(20日、甲子園球場)

 あの日の夏を思わせるような猛攻だった。91回大会決勝では九回に5点を奪って、9-10と中京大中京に1点差まで迫った日本文理は、この日も終盤に十八番の猛反撃。2点を挙げ、2点差まで迫った。

 2年生エース田中晴也投手が立ち上がりを攻められ、二回までに6失点。その後、立ち直りかけたが、8回148球を投げ、16安打を浴び8失点で降板した。185センチ、80キロの体格から最速144キロをマークしたが、敦賀気比の打線が一枚上だった。

 夏の甲子園で新潟勢と福井勢が対戦するのは初。北信越大会の常連校同士の対決に敗れた鈴木崇監督は「初回に追いつけなかったのと2回に相手の勢いを止められなかったのが敗因。田中は球は走っていたが、相手打線に力があった。最後はよく粘ってくれたし、このような状況の中、選手はよく戦った」と話した。

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