「ヤクルト１３－３巨人」（１７日、坊っちゃんスタジアム）

　巨人が大敗を喫し、連勝が３で止まった。ヤクルト戦は３戦連続で２桁失点。首位阪神とのゲーム差は２と広がった。

　２－２の六回、まさかの展開が待っていた。この回から登板した今村が山田にいきなりソロ被弾し、勝ち越しを許した。さらに１死から坂本の失策をきっかけに負の連鎖が断ち切れなくなった。

　中前打でつながれ、１死一、三塁から三塁手の岡本が一塁への悪送球で失点。四球の後、川端の二ゴロを吉川が本塁へ送球したがセーフ（記録は安打）となり、またも失点を重ねた。

　相次ぐ守乱に原監督も苦笑い。このイニング３人目、大江の交代の際には自らマウンドへ足を向けた。流れを止めようと１イニングに４人の投手をつぎ込んだが、桜井も村上、オスナに連続適時打を浴びるなどヤクルト打線にたたみかけられ大量９点を失った。

　巨人は７月１３、１４日のヤクルト戦でも２試合連続で２桁失点。この日も６回で１１失点となり、対ヤクルト戦３試合連続での２桁失点となった。