プロ野球は14日、27歳の若さで3日に急逝した中日の木下雄介投手を追悼し、開催された5試合で全球団が喪章を着けて臨んだ。日本プロ野球選手会からの提案で実現。中日ナインは東京ドームでの巨人戦で突然の別れとなった仲間をしのびプレーした。
同期入団で故人を先輩として慕っていた選手会長の京田陽太内野手は「木下雄介のことを思い、各球団の方が喪章を着けてプレーしてくれた。同じチームメートとして、感謝したい」と球団を通じてコメントした。
ベンチには8日のエキシビションマッチから木下投手の背番号98のユニホームが掲げられ、チーム内には悲しみが広がっている。