明徳義塾VS県岐阜商の好カード 新田は静岡 阿南光は沖縄尚学と対戦

 「全国高校野球選手権・組み合わせ抽選会」(3日)

 2大会連続21度目出場の明徳義塾は、大会3日目第2試合で県岐阜商と対戦することが決まった。

 チームは高い制球力と安定感抜群のエース左腕・代木大和投手(3年)を中心に、守りからリズムをつくりあげる。県大会決勝では最速154キロを誇る高知の森木大智投手(3年)を攻略した。

 初出場の新田は大会初日第2試合で静岡と対戦することがきまった。

 主将の古和田大耀投手(3年)は「守備、投手力が高いが、受け身にならずに自分たちの野球をしたい」と、対戦相手の印象を語り「まずは夏1勝を目標に、初戦必勝で頑張りたい」と、勝利を誓った。

 過去には1990年のセンバツで準優勝し、「ミラクル新田」とも呼ばれた。今年のチームは主将、エース、4番、正捕手の四役を務める古和田を中心に据え、粘り強い戦いを展開。愛媛県大会決勝では春のセンバツに出場した聖カタリナ学園を大差で破っている。

 25年ぶり2度目、現校名では初出場となる阿南光は大会4日目第3試合で、沖縄尚学と対戦することがきまった。

 主将の萩野太陽外野手(3年)は「どんなボールにも食らいついて出塁してきたい」と気合十分。2018年に阿南工と新野が合併してできた新設校。「新しい校歌もできた。甲子園で歌っているところを見せたい。お世話になった方々に校歌をプレゼントしたい」と、甲子園の地に校歌を響き渡らせることを誓った。

 県大会では、最速144キロのエース左腕・森山暁生投手(2年)が全試合完投。打線も粘り強くつないで鳴門渦潮、徳島商、生光学園など強豪校を撃破してきた。

 合併前の1996年には新野が夏の甲子園に出場している。 

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