米子松蔭辞退問題 鳥取県高野連で朝7時半から協議続く
学校関係者1人が新型コロナウイルスに感染し、夏の高校野球鳥取県大会への出場を辞退した米子松蔭の問題について、鳥取県高校野球連盟(県高野連)は19日午前7時30分頃から大会運営委員会を開いた。情報共有や関係機関との協議を進めている。
大会本部を置く、どらドラパーク米子市民球場には複数の報道関係者が駆けつけており、依然として協議の結果を待つ状態が続いている。
日本高野連は「我々にもできることがあればと情報共有はさせていただいています」と話し、県高野連の決定を注視する考えを示した。
米子松蔭は春季大会の優勝校であり、第1シード校として17日の第1試合2回戦から登場する予定であったが、16日深夜に学校関係者1人の感染が判明。野球部員たちとの接触はなく、独自の抗原検査で野球部員や顧問らの陰性を確認したが、部員や顧問が感染者や濃厚接触者でないことを公的に証明する時間がなく、17日朝に辞退が決まった。
しかし、18日に主催者の県高野連に対し米子松蔭が復帰を求める嘆願書を提出。19日朝に県高野連で対応を協議する運びとなった。