「マイナビオールスターゲーム２０２１・第２戦、全パ－全セ」（１７日、楽天生命パーク宮城）

　ヤクルトの村上宗隆内野手が、ホームランダービーに登場。準決勝で敗れたが、２日間で打球の平均打球速度が最も速かった選手に贈られる「日産リーフ賞」に輝いた。

　いきなり優勝候補の全パ・柳田と対決。柳田が４連続アーチを描くと、負けじと村上も３連続アーチ。結局残り２０秒残しで、柳田を上回って主砲対決を制し、準決勝に進んだ。

　準決勝は、初戦で全セ・岡本を破った全パ・吉田正との対戦。先攻した吉田正の６本を追いかける展開で、初球、２球目と連続でアーチを描くも、最後は５アーチに終わり、僅差で惜しくも敗れた。

　村上は「どでかいホームランをかましたい。その場の雰囲気を楽しんで、お客さんを魅了するホームランが打てればと思います」と意気込んでいた。