ヤクルト・内山壮が今年のフレッシュ球宴1号 持ち味フルスイングで左翼席へ
「フレッシュオールスター、全ウエスタン-全イースタン」(15日、坊っちゃんスタジアム)
ヤクルトの内山壮真捕手が、今年のフレッシュオールスターでの1号を放った。
全ウエスタン2番手の中日・森の直球を、持ち味のフルスイングで捉えた。2ボールからの3球目、外角低めの144キロ直球をはじき返し、左翼席まで運んだ。この日一番の拍手の中、ダイヤモンドを笑顔で一周した。
内山壮は「うまく振り切れなかったので、届いてくれてよかった」と振り返った。このままいけばMVPも見えてくるが…と問われると、「このあと先輩方が活躍すると思うので、自分も楽しみにしたい」と謙虚に話した。
内山壮は4回まで、4人の投手陣を無失点リレーに導いた。打撃では先制アーチと四球を見極めるなど、存在感を発揮して、交代となった。
未来のスター候補が松山に集結していた。西武・渡部や日本ハム・万波、オリックス・来田や阪神・井上ら主砲がそろう中、一番乗りで内山壮がアーチを描いた。