DeNA、先発全員16安打で連敗ストップ 三浦監督「昨日の嫌な流れを断ち切った」

3回、ソロを放ったオースティン(左)を迎える三浦監督(撮影・北村雅宏)
勝利を喜ぶDeNAナイン(撮影・神子素慎一)
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 「阪神2-8DeNA」(13日、甲子園球場」

 DeNAが前夜のサヨナラ負けを吹き飛ばす、先発全員安打の16安打8得点の猛攻で連敗を4(1引き分けを挟む)で止めた。三浦大輔監督(47)は「初回の3点が大きかったなと。(坂本は)大胆に投げられていた。前の反省を生かしたマウンドだった。今までの一番の投球」と大絶賛した。

 速攻攻撃だった。初回無死から桑原、森の連続安打で一、二塁。佐野が左前に先制適時打。1死から宮崎、2死からソトにも適時打が飛び出し、5安打3得点。

 三回にはオースティンが19号ソロ。極めつけは八回の攻撃だった。前夜に三者連続三振に斬られた藤浪に対し先頭の佐野が四球で出塁すると、オースティン、宮崎の連続適時二塁打。牧が安打でつなぎ、ソトの適時内野安打で、4連打で藤浪をKOした。代わった斎藤から桑原にも適時打が飛び出し4点を追加し、阪神を突き放した。

 投手陣も先発の坂本が7回を1失点。2番手のシャッケルフォードが1回を無失点。九回に登板した桜井はサンズに一発を浴びたが、崩れず試合を締めた。14日の前半戦最後の試合に向けて指揮官は「昨日の嫌な流れを初回から断ち切って、いい攻撃ができた。明日勝って締めくくりたい」と笑顔を見せるとともに、力強く締めくくった。

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