DeNA・三浦監督「最後まであきらめなかった」九回2死からの同点を評価

9回DeNA2死二塁、佐野の適時打で生還する森=バンテリンドーム
 8回、牧が左越え2ランを放つ
 1回、送りバントを決めた森(左)を迎える三浦監督
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 「中日5-5DeNA」(11日、バンテリンドーム)

 DeNAが九回2死から同点に追いつき、引き分けに持ち込んだ。九回の守りは1死満塁のピンチをしのぎ、DeNA・三浦大輔監督(47)は「最後まで諦めなかった。八回の3点も、九回2死から森が出て、佐野がきっちりヒットを打って返した。(前半最後の3連戦に向け)勝って(甲子園に)行きたかったが負けなかった。明日またつなげていく」と話した。

 DeNAは初回2死二塁でオースティンが13打席ぶりの安打となる左前に先制適時打を放った。両チームの先発投手が好投を続ける中、DeNAが六回に3連打で無死満塁のチャンスを作った。だが、ソトが遊ゴロ、牧が併殺打に倒れ無得点。

 六回裏、先発のロメロが2つの四球で1死一、二塁のピンチ。京田の一ゴロをソトが二塁に悪送球で同点。根尾に安打を浴び、1死満塁でロメロは降板。2番手の砂田が大島に勝ち越し犠飛を浴び、3番手の三上がビシエドに3ランを浴びた。

 DeNAは八回に宮崎の適時二塁打と牧の12号2ランで一点差。

 土壇場の九回2死で森が右前に安打を放つと、次打者・佐野の2球目に二盗を決め(プロ初盗塁)2死二塁。佐野が3-2からマルティネスの155キロを右前に、二走・森が俊足を生かし同点の生還を果たした。

 九回裏に三嶋が1死満塁のピンチを招くも、最後は木下拓を併殺打に打ち取った。

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