楽天・涌井が3回6失点でKO 炭谷と8年ぶりバッテリーも古巣西武相手に大乱調

 「楽天-西武」(10日、楽天生命パーク宮城)

 楽天の先発・涌井が今季自己最短タイの3回7安打6失点でKOされた。序盤だけで要した球数は78球。制球力に欠け、甘く入ったボールを痛打された。約8年ぶりにバッテリーを組んだ炭谷とともに古巣・西武に立ち向かったが、返り討ちに遭った。

 初回は無失点で発進したが、二回先頭から3連打を食らい、1点を先制された。なんとか2死満塁までこぎ着けたが、源田、森に連続適時打を浴びて計4点を奪われた。

 三回も1死から連打と四球で満塁とされると、山川に押し出し四球を与えた。2死満塁でのワイルドピッチも重なって2失点した。

 涌井と炭谷のスタメンバッテリーは西武時代の2013年8月13日・ソフトバンク戦以来。両者が初めてバッテリーを組んだのは2006年3月26日・オリックス戦で当時は涌井が高卒2年目の19歳、炭谷が高卒新人の18歳で「10代バッテリー」と呼ばれていた。

 この日は約8年ぶりのバッテリー結成だったが、思うような結果を残せなかった。

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