巨人から楽天へ 電撃移籍の炭谷が感謝「2年半みんなと戦えたことは宝物です」
巨人・炭谷銀仁朗捕手が金銭トレードで楽天にトレード移籍することが4日、両球団から発表された。炭谷はこの日、出場選手登録を抹消されていた。
巨人はナイターでDeNA戦を行っていたが、楽天はデーゲームを終えており、緊急発表。楽天からは5日に会見が行われることも発表された。
巨人からは炭谷のコメントが発表され、「ジャイアンツに来て2年半、ジャイアンツのユニホームを着てみんなと戦えたこと、首脳陣の皆さんに指導してもらったことは私にとって宝物です。今まであたたかい声援をおくっていただいたファンの皆さんにも感謝しています。ジャイアンツで培ったことをいかして、日本シリーズでジャイアンツと戦えるよう頑張ります」と抱負を述べた。
16年目のベテランは西武から13年間プレーした後、FAで巨人に移籍。オフに3度目の指揮を執ることになった原監督がリード面や経験値を評価し、獲得を熱望した経緯があった。
19年は58試合、20年は56試合に出場し、経験の浅い大城や小林をフォロー。今季も44試合に出場していた。
楽天は足立、太田、田中貴ら若い捕手をカバーすべく、ベテラン捕手が再びパ・リーグでプレーする。