日本ハム・立野にプロ初勝利の権利 マー君との投げ合い「必死に投げました」5回無失点
「楽天-日本ハム」(30日、楽天生命パーク宮城)
日本ハム先発の立野和明投手は5回81球を投げ、3安打無失点。プロ初勝利となる勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りた。
序盤は制球がばらついた。先頭の小深田に安打を許すと、続く鈴木大には四球。浅村は併殺に仕留めたものの、ここから2者連続四球で2死満塁のピンチを招いた。だが、黒川には初球のカットボールで中飛に仕留め無失点でしのいだ。続く二回、三回も得点圏に走者を背負ったが、スライダーやカットボールを織り交ぜ相手打者に的を絞らせず。要所を締め、ホームは踏ませなかった。四回、五回は三者凡退に締めた。
立野は「早い回に点を取ってもらったので、それを守り切ろうという思いで必死に投げました。序盤はランナーを出しながら苦しい投球になりましたが、なんとか粘ってゼロで帰ってくることができてよかったです。チームが勝てるように最後までしっかり応援します」とコメントした。


