楽天4番の島内が千金打 5点差追い付き同率首位守った「自分もついていけたら」
「楽天5-5日本ハム」(29日、楽天生命パーク宮城)
4連勝の勢いは止まらない。2点を追う五回2死一、二塁。4番・島内がバーヘイゲンから右翼線に2点適時二塁打。先発・釜田の乱調で4回までに5点を追った劣勢から引き分けに持ち込んだ。
「連勝できていたんで点取られてもイケる感じがありますけど。周り(の打者も)も調子いいですし、何とか自分もついていけたらと思います」
島内がベンチの勢いを代弁した。この2打点でリーグトップを走る打点は「57」に。2019年に133試合でマークした自己最高の数字に、今年は73試合出場で並んだ。
同じく5点差を追い付いたオリックスと並び、同率首位を守った価値あるドロー。石井監督は「島内らしさがずっと出ている。選手が役割を果たし島内までよくまわしてくれた」と称えた。