【佐藤義則氏の眼】田口Jr.はプロ狙えるレベル-ここからどう伸びるか

 硬式野球クラブチームの関メディベースボール学院に所属する、元大リーガーで現在はオリックス外野守備・走塁コーチを務める田口壮氏(51)の一人息子、田口寛外野手(17)=カナディアンアカデミー=が、野球での米国留学を目指していることが21日までに分かった。今秋、米国の大学入試に挑戦する予定。将来的な夢に米大リーグ入りを掲げており、実現すれば日本初の親子二代メジャー選手となる。

 田口の所属する関メディベースボール学院で投手の指導にあたっている佐藤義則氏(デイリースポーツ評論家)も、将来性を楽しみにする一人だ。

 「僕は投手コーチだから」と、直接の指導は行っていないが、野手を担当するコーチとの会話から「しっかりと自分を持って、熱心に取り組んでいるみたい」とまずは田口の姿勢を評価した。

 プレーに関しては「(他のコーチによれば)スイングの速さは抜けていると聞く」と話し、加えて佐藤氏の印象として「足、肩も悪くない。ただ、ドラフト1位でオリックスに入ってきた(父の)田口ほどのインパクトはまだ。それはここからどれだけ伸びるかだよね」と言う。

 同学院は自前のグラウンドもないため「特に外野守備練習なんかは制限があるから」と未知数の部分も認めつつ、「元同僚の息子さんだし、頑張ってほしい。プロを狙えるレベルにはあると思うから」とエールを送っていた。

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