DeNA、九回7得点の猛攻も1点届かず 三浦監督「諦めることなくプレーしてくれた」

9回2死、満塁弾を放つDeNA・宮崎敏郎=東京ドーム(撮影・高石航平)
9回、宮崎(中央右)が左中間へ満塁本塁打を放ち、ナインに迎えられる=東京ドーム
9回の反撃も及ばず、広島に敗れて観客にあいさつするDeNA・三浦監督(中央)=東京ドーム
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 「DeNA11-12広島」(19日、東京ドーム)

 ミラクル寸前で大逆転劇を逃した。DeNAが4-12と8点ビハインドで迎えた九回に猛攻を見せた。

 広島・高橋樹に対し、1死から柴田が敵失で出塁。桑原の四球と細川の内野安打で満塁とした。4番・佐野は左飛に倒れたが、5番オースティンが押し出し四球を選び、まず1点。そして宮崎が左越え満塁本塁打を放ち3点差とした。

 続くソトが中前打を放つと、広島ベンチは守護神・栗林を投入。それでも代打楠本が左翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち2点差。続く大和が三遊間を破る適時打で1点差…。だが、最後は柴田が一ゴロに倒れて試合は終了した。

 三浦監督は「誰一人諦めることなく最後までプレーしてくれた。負けているので何とかあしたとりかえしたい」と振り返った。

 痛かったのは先発・ピープルズのアクシデント。3-3で迎えた三回無死一、三塁で、打者・林に対して初球を投げた直後、苦悶(くもん)の表情でその場にうつぶせに倒れ込んだ。球場が騒然となる中、木塚投手コーチとトレーナーに両肩を抱えられながらベンチ裏に下がり、そのまま交代した。

 三浦監督は「ああいう状態で降板してブルペンの投手も止めようとしたが…」と話した。

 緊急登板した2番手桜井は林に勝ち越し適時打、坂倉に犠飛を許し、2点のリードを許した。中盤以降は本塁打攻勢で失点を重ねた。六回は3番手・京山が菊池涼にソロを、七回には4番手・三上が林にソロを、八回は石田が中村奨にプロ1号ソロを被弾した。

 打線は3点を追う初回に伊藤光、オースティンのソロで2点をかえし、二回は大和の左前適時打で同点とした。だが、三回以降は広島先発森下の前に沈黙。4-12で迎えた九回、最後の猛攻も実らなかった。

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